実は散歩が要注意!

 マダニは山や川だけでなく都市部の公園や草むらにもいるため、毎日の散歩中に感染する可能性があります。
 春がマダニのシーズンになりますが、秋には若ダニや幼ダニが多く発生します。年間を通してマダニに感染するリスクは0では無いので年間を通して予防することが必要です。また、ワンちゃんだけでなくネコちゃんに感染することもあるので予防しましょう。

ダニの寄生

マダニが原因となる病気

 皮膚炎や大量寄生による貧血、マダニが媒介する寄生虫バベシア症等があります。
 また、人に感染するものも多く、ライム病や、死亡することもあるSFTS(重症熱性血小板症候群)、日本紅斑熱といったものがあります。

ダニの飽血

マダニを見つけたら動物病院へ

 これら病気の予防として、散歩の後には顔の回り、耳、背中、指の間、手足の付け根を確認しましょう。

 もし、マダニを発見した場合、無理にとろうとしてはいけません。マダニは頭を皮膚の中に潜り込ませて吸血するので、食いついている頭が皮膚の中に残ってしまうことがあります。
 また、マダニのお腹を押す事で病原体を感染させてしまうことがありますのでまずは動物病院までご相談ください。

マダニの予防はとても簡単

 予防の方法は、毎月1回の首筋(肩甲骨の間)に垂らすタイプやおやつタイプの飲み薬などで予防することができます。1つの薬で同時にノミも予防できます。

 マダニ予防に関して、不安や不明な点がありましたらお気軽にご相談ください。

スポット予防 ダニ
チュアブル予防ダニ