混合ワクチンと狂犬病ワクチンの違いとは?
混合ワクチンと狂犬病ワクチンは何が違う?|東郷町の小塚獣医科病院
愛犬を迎えたばかりの方や、ワクチン接種の時期を迎えた飼い主さんの中には、「混合ワクチンと狂犬病ワクチンって何が違うの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか?
今回は、それぞれのワクチンの役割・違い・接種のタイミングについて、わかりやすく解説します。
■ そもそも「ワクチン」ってなに?
ワクチンは、ウイルスや細菌による感染症を未然に防ぐための注射です。
実際の病原体の一部(毒性を弱めたものなど)を体内に接種することで、免疫(抵抗力)をつけ、感染を防ぎます。
犬にとっては命を守る「予防医療」の基本。では、混合ワクチンと狂犬病ワクチンはどう違うのでしょうか?
■ 混合ワクチンとは?
混合ワクチンは、複数の感染症を一度の接種で予防できるワクチンです。
例えば「6種混合」や「8種混合」などの種類があり、ジステンパーやパルボウイルス、レプトスピラ症など、犬がかかりやすく、重症化しやすい病気を予防します。
✅ 混合ワクチンの特徴:
義務ではないが非常に重要なワクチン
命に関わる感染症を未然に防げる
日本では年に1回の定期接種が推奨されている
生活環境や体質に応じて種類を選ぶ(6種 or 8種など)
■ 狂犬病ワクチンとは?
一方、狂犬病ワクチンは、狂犬病ウイルスに対するワクチンです。
狂犬病は犬だけでなく人にも感染し、発症すればほぼ100%死亡する非常に危険な感染症です。
✅ 狂犬病ワクチンの特徴:
法律で義務化されているワクチン
生後91日を過ぎた犬は年1回の接種が義務
市町村への登録と同時に接種を行う
日本では発症例はありませんが、海外からの侵入リスクが常にある
■ 両方のワクチンが必要なの?
はい、どちらも必要です。
狂犬病ワクチンは法律で義務付けられていますし、混合ワクチンは命を守るために欠かせない予防医療です。
小塚獣医科病院では、両方のワクチンを接種する日程調整やアドバイスも行っておりますので、初めての方でも安心してご相談ください。
まとめ
ワクチンは、「愛犬を守る」「飼い主さんや社会を守る」ためにとても大切なもの。
混合ワクチンと狂犬病ワクチンは、それぞれ役割が違いますが、両方とも必要不可欠な予防接種です。
日進市でワクチン接種をご検討中の方は、ぜひ小塚獣医科病院までお気軽にお問い合わせください。
わかりやすく丁寧に、あなたの愛犬にぴったりの予防プランをご提案いたします。