犬の混合ワクチン

犬の混合ワクチンとは?|東郷町の小塚獣医科病院
愛犬の健康を守るために欠かせない「混合ワクチン」。
東郷町にある小塚獣医科病院では、5or6種および8種混合ワクチンを取り扱い、ワンちゃん一頭一頭に合わせた最適な予防プランをご提案しています。

この記事では、各ワクチンで予防できる病気や選び方のポイントを、獣医師の視点からわかりやすく解説します。

■ 混合ワクチンとは?
混合ワクチンとは、複数の感染症を一度の接種で予防できるワクチンのことです。
犬がかかると重症化しやすい病気から身を守る、大切な予防医療のひとつです。

通常、子犬には初回接種後に数回の追加接種(ブースター接種)が必要で、成犬には年に1回の定期接種が日本では推奨されています。

■ 5or6種混合ワクチンで防げる主な病気
小塚獣医科病院で提供している5or6種混合ワクチンでは、以下の病気を予防することができます。

犬ジステンパー
 発熱や食欲不振、消化器症状(下痢、嘔吐)、呼吸器症状(咳、鼻汁)や神経症状(痙攣発作、運動障害)などを起こす、致死率の高いウイルス感染症です。

犬パルボウイルス感染症
 激しい嘔吐と下痢を引き起こす感染症で、死亡率も高く特に子犬に危険です。

犬アデノウイルス1型(犬伝染性肝炎)
 肝炎がメインで全身(腎臓や眼など)に広がっていく。発熱、元気消失、嘔吐、下痢など一般的な症状から突然死することもあります。

犬アデノウイルス2型
 咳が主な症状で飛沫や直接接触によって感染します。ケンネルコフ(犬の風邪)に関係するウイルスです。

犬パラインフルエンザウイルス感染症
 犬アデノウイルス2型に症状は似ていて、ケンネルコフ(犬の風邪)に関係するウイルスです。

犬コロナウイルス感染症(5種ワクチンには含まれません)
 成犬ではほとんど症状が出ませんが、子犬では胃腸炎を引き起こすことがあり、下痢・嘔吐の原因になります。

■ 8種混合ワクチンは何が違う?
8種混合ワクチンには、6種に加えて以下のレプトスピラ症(2種)の予防が含まれます:

レプトスピラ・カニコーラ型
レプトスピラ・イクテロヘモラジー型

レプトスピラ症は人にも感染する病気です。げっ歯類をはじめとする野生動物の尿で汚染された水や土壌に接触すると経皮的や経口的に感染します。
特に、河川など自然の多い場所の散歩や、アウトドアを楽しむご家庭のワンちゃんには8種混合を推奨しています。

■ どちらを選べばいい?迷ったら獣医師に相談を
混合ワクチンは、ワンちゃんの生活環境・体質・年齢・お出かけの頻度などに応じて選ぶことが大切です。
小塚獣医科病院では、診察時にじっくりとカウンセリングを行い、最適なワクチンプランをご案内いたします。

また、ワクチン接種前には検温や体重測定など含めた身体検査、健康状態のチェックも行いますので、初めての方でも安心してご来院ください。

■ 東郷町・日進市・みよし市近隣でワンちゃんの混合ワクチン接種なら小塚獣医科病院へ
ワクチン接種は、大切な愛犬の健康を守る第一歩。

混合ワクチン以外にも、狂犬病予防接種・フィラリア予防・ノミダニ対策など、トータルな予防医療を提供しています。
お気軽に小塚獣医科病院までご相談ください。

▶ お問い合わせはお電話にてどうぞ。
☎0561-38-0811
👉 小塚獣医科病院 公式HP  https://koduka-ah.com/